どうも、くろからすです。
今までは米国株投資実証結果報告を通じて市場動向について記事にしてきましたが今回はあまりに急な暴落なので記事に残しておこうと思い投稿しました。
【世界同時株安の原因】
2020年2月24日、米国の株式市場から世界同時株安は始まりました。
とは言っても原因となっているのは2019年11月頃から中国湖北省武漢市を中心として広がった新型コロナウイルス(COVID(コビット)-19)と言われる感染症が中国国内で収まらず世界へ広がっていったためです。
この新型コロナウイルスは、インフルエンザと同じようにヒトからヒトへウイルスが広がり、肺炎を発症し死に到ることもあること2020年2月29日現在、特効薬となる薬がないことから各国対応が難しくなっています。
2020年2月に入るまでは中国国内でこの流行はおさまるのではないかと楽観視されていましたが、世界各国で感染者が発見されていてパンデミック(世界的流行)が現実的になったところで株式市場も激震が走りました。
【実体経済への影響】
実際に、感染者数は増え続け日本政府もできるだけ人が集まるイベントをやめるよう注意喚起し小学校などは一斉休校にしました。世界各国も人が集まることや移動に制限をかけることをして一気に世界の活動が止まってしまいました。
こうなると、企業には大きな打撃を与えることになります。ヒト・モノ・カネの移動が少なくなるとどのような企業でも利益は間違いなく減り、体力のある企業はなんとか凌げますが体力がなく借入の多い企業はその返済に追われ倒産に追い込まれる企業も出てくるでしょう。
【投資家としてどうすれば良いか】
近頃、リセッション(景気後退)がいつくるのかと取り沙汰されていましたがこれを機会にリセッション入りするのではないかと感じている投資家も多くいるのではないでしょうか。
新型コロナウイルスが流行っている今の状況をどう考えても世界経済は減速し、企業の利益は減ります。あとはどこか大きな企業(ドイツ銀行など)が破綻してしまうかなんとか凌げるのかというところだと思います。
それは誰にもわかりませんが、私が投資家として考えるのは新型コロナウイルスという一時的な要因で株価が下がったとしても投資している企業がこれから先5年10年と成長を続けて利益を上げ続けられるのかどうかということです。
米国のS&P500に入っている企業はどれも素晴らしい企業で一時的な要因で利益が減ってもリセッションがきたとしても世界に影響を与え続けていくと思っています。私と同じように考えるならば現在投資している株式は売らずに保有し続けるべきだと思います。
ありがとうございました。
from くろからす社長
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