今回どうしても書きたくなってしまったので雑記を書かせていただきます。
以前にも一度観ていたのですがAmazonPrimeでおすすめの映画に入っていて当ブログを開設したこともあり「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を観たのでブログのモチベージョンを保つということもあり株式投資に関係あるということで個人投資家としての感想を書いていますのでお許しください。
また、映画に関して詳しく知りたい方は私のブログでは満足いただけないと思いますので映画評論の得意な方のブログや口コミ評価を見ていただいたらよいかと思います。
【ウルフ・オブ・ウォールストリートを観ての感想(注意!ネタバレあり)】
2013年に公開されているので観た方もいらっしゃるかもしれませんができるだけネタバレにならないように書かせていただきます。
主演はレオナルド・ディカプリオ、監督マーティン・スコセッシの名コンビで元株式ブローカーのジョーダン・ベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記ー「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」を原作にブラックマンデーが起こる1987年頃からのウォール街の証券会社の世界を面白おかしく映画にしているもので投資を始めてからこの映画を観るとより面白く感じると思います。
まず、ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートがまだ真面目に投資銀行 LFロスチャイルド社に入社しウォール街で働こうとしているところから物語が始まるのですが映画開始10分で証券会社の本音が投資銀行 LFロスチャイルド社の上司となったマシュー・マコノヒー演じるマーク・ハンナから教えられます。
この本音がまさしく私が実社会の証券会社から感じるものだったので面白いです。ベルフォートは上司のマーク・ハンナとランチをすることになるのですがそこでマーク・ハンナはいきなりお酒を注文し、麻薬を使用します。そして、投資会社での仕事に対する考え方を質問する間もないくらいのスピードで語り出します。「投資先として優良な企業を紹介し客の資産を大きくすることを1番の目的としなくてよい。」「投資会社の利益は仲介した企業の株が成長することでは生まれず、投資家となるお客にどれだけの金額を売買させるかで決まること。」「そのためにはお客に感情を流されず強気に営業をして売買を繰り返させること」このマーク・ハンナの言っていることは30年以上たっている日本でも同じことがおこなわれていて私自身も体験していたのでやはり投資会社というものは仕事の性質上そうならざるを得ないのだろうと思いましたね。
投資会社に勤めている人は何もボランティアでやっている人ではありませんので売上や利益が1番大事ですし当然のことをしているわけですが、人によってはどうでしょうか?仕事ではお客さんの役に立たなければいけないとは思いませんか?仕事のノルマで切羽詰まっている時はお客のためだけを考えて仕事ってできないですよね。私は切羽詰まっている時こそお客のためを考えて仕事するように心がけています。利益を上げれないときもあるので会社から見ると私のやり方はよくないのかもしれませんがお客を裏切るような行為をしていると神経すり減っていくような感じがするので良くないんですよね。
この映画ではまさにディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートが神経がすり減っていくのを体感できると思います。まず投資銀行 LFロスチャイルド社をやめることになってからは「株式仲介人」となりペニー株といわれる優良企業ではない企業の株式をあの手この手で投資に興味のない人へ売りつけ利益を上げていきストラットン・オークモントという立派な名前の会社を作り自らの投資会社は大きく利益を上げていくのですがそこで麻薬にはまっていきます。会社が大きくなるにつれてどんどんと麻薬の量も増えていき自己顕示欲と自らの利益だけを考えて仕事を進めていってしまうので少しずつ歯車が狂い始めて詐欺行為にも手を出してしまいました。この時代のアメリカの株式市場の好調さもあって投資の世界で儲ける人もたくさんいたでしょうが、やはり投資会社はケタ違いに儲けていますし、アメリカという国は自由の国だなと感じましたね。
自分がジョーダン・ベルフォートになりたいかと言われれば負け惜しみと思われるかもしれませんがうらやましい部分が半分とあんな仕事をしたくないと思うのが半分でしたね。狩人的な仕事の方法は私には合わないと実感してますし、お客にもいい思いをしてもらいその感謝の分が自分の利益になっていると感じたいですしね。みんなそう思っているけどなかなか現実では難しいのはわかっています。そういう楽しい仕事がずっと続けられるように努力したいと思っています。
今回は投資とは関係なく、自分の観た映画で誰かに話したいと思ったのでこのブログを使って少しストレス発散させていただきました。皆さんに何か参考になることがあったかは分かりませんが共感していただける方がいらっしゃれば嬉しいです。ありがとうございました。
from 黒鴉
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