こんにちわ!黒鴉です。
私は社会人になってから30代になるまで仕事をしていただくお給料は生活費に使い、残りを貯金することが正しいお金の扱い方だと思っていました。
2019年現在から10年前と言えばリーマンショック直後で金融市場は信用を失い世界経済は悪化しドル円為替も1ドル80円以下になるなどこれ以上ないくらいに「日本円」の価値は上がっていました。資産運用に関して無知だった私は世界は大変なことになっているんだろうなと思うだけで経済についてそこまで理解できていない状態でした。今考えれば世界的に「日本円」の価値がここまで上がることは珍しくアメリカドルで資産運用をするなら絶好の機会だったのではないかと思います。後になってからこのように言うのは容易いことで今考えればあの時は買い場だったなどということはそれ以外でもいくらでもあると思います。
私が今回お伝えしたいことは、お金に余裕ができてから資産運用を考えるのではなくこのような機会の損失を少なくするためにはできるだけ長く市場と付き合うことが大事だということです。
長く市場と付き合うためには早い時期から資産運用をはじめ、少しずつ運用する資産を大きくしていくことが最も有効な資産運用です。
【20代から資産運用を始めるのはお金がすべてではない】
若い年代からの資産運用を意識すると会社から給料をもらう「労働者」としての視点だけでなく会社の利益からお金をもらう「投資家」としての視点でも考えることが多くなるので世界の見え方も全く違うようになります。
資産運用を始めることでお金に関する知識はもちろんのこと今まで知らなかった世界が広がるので人生にも大きな影響を与えます。これは私自身がそうだったので間違いないです。何も若いうちから大きな金額を投資する必要はありません。少額でも投資を始めることで確実に世界の見え方は変わります。
世界の見え方が変わったら皆さまも何がしたいのかや何をすればよいのかということが見えてくるかもしれません。
【お金の観点からも20代から資産運用を始めた方がいい】
資産運用で基本として言われているのができるだけ長い期間投資を続けることです。株式で言えば企業は年々利益を上げて資本を大きくし企業価値を高めることが期待されているので本当にいい企業は時間が経てば経つほど企業価値は上がり株価も上がるのでできるだけ早く企業に投資することでその恩恵は受けられることになります。また、投資家自身でできることは企業からいただく配当を再投資することで資産を単純に積み上げていくだけでなく複利効果からの資産の増加を望めます。
複利効果は時間が経てば経つほど威力が増すのでやはり早い時期からの資産運用は効果的になります。
【あくまで個人的な考えですが・・・】
今は日本という国は世界的に見ると裕福な国です。2018年の名目GDPで見てもアメリカ、中国に次ぐ世界3位で経済大国なのは間違いありません。しかし、この先しばらくの間、人口は減り続け製造業主体で経済的に豊かになってきた日本の企業は一人当たりの賃金は高額になっており世界で戦えない業種も増えてきています。これから先日本が世界の経済大国でい続けられるかどうかは疑問です。
この先日本人が生き残っていくためには世界で戦えるだけのイノベーションを起こす企業が生まれることと、今ある資本を投資に回すことで世界経済の成長にうまく乗っかっていくことだと思います。
そのためには新しい企業を支援するための投資をいかに身近にするかとイノベーションを起こした場合の法整備を迅速にできるようにすることですが法整備に関しては現在の国の動きを観ていると簡単ではなさそうです。
そうなると日本で生まれた企業も世界へ発信し世界に進出していかざるを得なくなるのでますます日本のスタートアップ企業が成長しにくい状況に陥ってしまうのではないでしょうか?
投資家としてはそのような事情も考えもはや経済は世界的な広がりがあるので日本の企業への投資も大事ですが世界の企業への投資も考えざるを得なくなってしまっているのです。
20代の皆さまがこれから日本で生き残っていくためには今までのように貯金していくことだけで良い時代ではなくいただいたお給料から資産を形成していくことが不可欠な時代になってしまっていると思うのでどれだけ早く資産運用に関心を持つかが運命の分かれ道になります。
この記事を読んでくださった皆さまは、情報収集がうまい方なので心配することではないのかもしれませんが私自身がこの何年か思っていることを記事にしてしまいました。
今回は以上です。読んでいただきありがとうございました。
from 黒鴉
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