以前の記事で投資するなら株式投資がいいですよってことを解説したんですが、
今回からは具体的にどんな会社に投資するべきかを解説します。
株式投資をする上でどんな会社に投資をすればいいのかわからないですよね。
この記事を読めば何を見て投資すればいいかわかるようになるんで最後まで読んでくださいね。
今も昔も株式会社の目的は一緒
はじめてできた株式会社からみる
以前の記事を思い出して下さい。
株式会社って個人がするには規模が大きくてハイリスクハイリターンな事業のために資金を集めることからはじまってますよね。
これは今も昔も一緒です。
今と昔の株式会社を比較
では初めてできた東インド会社と日本のトヨタ自動車を比べてみましょう。
・株主 =株主
・探検家=トヨタ自動車の経営者
・船員 =社員やアルバイト
何も変わらないですよね。
事業が「香辛料をとってくる」か「自動車を作る」かの違いです。
今も昔もこの仕組みは変わらないんです。
投資するときの注目してはいけないこと
今も昔も仕組みが一緒なら、注意するところも一緒です。
東インド会社の場合
株主になるときは香辛料を売った利益の分配が目的なんだからそれに注目しなければならないですよね。
・船員の待遇がすごくいい
・航海に出る船が豪華
・航海に出る先が楽しそう
・美味しそうな食料がたくさんある
優秀な船員を雇うため必要なこともあるんですけど正直こんなことは株主からすると意味がないんです。
船員として働くときのような目線で見ていたら立派な株主にはなれないです。
トヨタ自動車の場合
同じように株主になるときは自動車を売った利益の分配が目的だからそれに注目しなければならないです。
・社員の給料がいい
・働く工場や社屋がかっこいい
・同僚や先輩と仲良くなれそう
・すごく速い車を作ろうとしている
こんなことに注目していてはダメなんです。
投資するときに注目しなければならないこと
どんな会社に投資するにしても利益の分配に注目するんですから利益を減らすようなことは厳しい目でみなくちゃいけないんですよ。
・設備に足りないものや無駄はないか
・優秀な経営者と労働者はいるか
・事業はこれから先も安全か、利益が出そうか
・株主への分配は適切か
こういうことに気を付けて投資しなければならないんです。
トヨタ自動車は水素自動車や空飛ぶ車の開発をしていますよね。これは誰も行ったこともない未開の地へ航海するようなもんです。
その航海で莫大な利益を生むかもしれないけどその先には人が欲しいものはないかもしれないですよね。
みんなが空飛ぶ車を買えばトヨタ自動車にしかないから高くても買うけど使い物にならなければ誰も買わず無駄になりますからね。
会社の立場でも違う注目点
会社も段階があって今なお成長を続けている会社とある程度成長が鈍くなってるけど社会になくてはならないものを作っている会社があるんですよ。
2020年の今ならuberなんかは成長している会社ですよね。
逆にマクドナルドとかコカ・コーラなんかは成熟した会社です。
この会社の立場でも投資するのに気を付けることが違います。
成長企業の注目点
成長企業はまだ事業が成長しきれていないからまずはどこまで事業を広めて社会の役割を果たすことができるかが目標になってるんで会社への利益がどれだけ残るかよりはその先にどれだけ多くの利益を確保できるかが重要視されています。
こういう会社に投資する場合は、事業がまだまだ大きくなって今の利益よりも数倍の利益が出ることを信じれるかどうかです。
こういう会社の株価は期待もあって高く取引されることが多いですね。少し投機的な取引になってしまいます。
成熟企業の注目点
成熟企業も全く成長のない会社はこれから先、役割が無くなっていくので投資してはダメですね。
利益を長い間残し続けれている実績があるのと事業を大きくする必要がなくなったら会社が稼いだ利益を事業に投資する必要がなくなるんで比較的経営状態が安定している会社が多いです。
こういう会社に投資する場合は株主への分配が重要視されますね。今までと同じだけ利益を残して株主へ分配してくれるか信じれるかどうかです。
どちらに投資する場合でも
どんな会社に投資する場合でもその会社の事業はこれから先社会で必要とされるか、成長企業でも成熟企業でも事業が拡大する余地があるかを信じれるかがポイントですね。
どの会社に投資するかはみんな知っている情報と感覚が違うのでそれぞれの判断になってしまいます。
テレビで情報を得ているか、新聞で得ているかネットで得ているかみんな感覚が違いますよね。
みんなも自分の感覚を信じて株式投資してみてください。
自信がないって人は簡単に株式投資する方法を次の記事で紹介するんで是非見てください。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
from takuchan
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