株式会社ができた歴史から株式投資が最もいい投資なのか学ぼう

株式会社の歴史からなぜ株式投資はいい投資なのかを学ぶ米国株投資の授業

どうも!今回は前回の授業で詳しく説明できなかったどうして株式投資が最もいい投資なのかを株式会社ができたところから歴史をたどって解説します。

今回の記事は少し難しいこともあるとは思うんで全部理解できなくても知るだけでを株式投資を身近に感じることができて社会の見え方が絶対に変わります。そして人生が変わるので是非最後まで読んでくださいね。

株式会社ができた歴史

なぜ株式投資をするのに株式会社がなぜできたのかを知らなければならないかというと以前の前回の授業でも書いた「わからないものには投資をしない」という投資で成功した方々の共通点から株式投資をするならば株式会社知らなければならないからです。

では株式会社ができたところからはじめましょう。

世界で初めてできた株式会社は16世紀から17世紀ごろで、オランダ東インド会社でした。(その以前に映画パイレーツ・オブ・カリビアンにも出てきていたイギリスの東インド会社がありましたが正式な株式会社の形ではありませんでした。)

15世紀にバスコ・ダ・ガマが喜望峰ルート(世界一周航路)を開拓し、インド、アジアへの航路が開かれ、コロンブスは西を目指しアメリカ大陸(西インド諸島)を発見していてヨーロッパの探検家たちは新しい大陸へ海にくり出し、ヨーロッパでは貴重な胡椒などの香辛料を持ち帰り、巨額のお金を得ていました。

このころの航海は行けば必ず帰ってこれるものではなくとても危険なものだったので相当のハイリスクハイリターンな仕事だったのです。それに航海自体にも大きな船、航海に必要な大量の食料、船員をしなければならなかったので豊富な資金が必要だったのです。その資金は探検家が用意することはできなかったので持ち帰った香辛料で得る利益を一部を渡すことを約束して、ヨーロッパのお金持ち(資産家)にお金を出してもらって航海に出ていました。

投じるお金が巨額過ぎて失ったときのリスクが得れるリターンよりも大きいと判断する人が多かったため当時20%くらいは無事に帰ってこれなかったと言われているほどハイリスクな航海にお金を出してくれる資産家は少なく一部の探検家だけが航海に出ることができました。

資産家は「大金を失うリスク > 得れるハイリターン」と感じたからお金を出してくれなかった。

探検家は航海に出ることで成功すれば巨額のお金を手に入れることができるかわりに失敗すれば命すら失う覚悟をもっていたのですが一番の問題は準備に必要な資金を用意することだったのです。

そこで航海に出たい探検家は考えて大勢の人に少額ずつ出してもらって、航海で稼いだ香辛料の利益もその大勢の人に分配する方法を編み出したのです。投じるお金が少額になることで失ったときのリスクよりも成功して得るリターンの方が大きいと判断する人が多くて大勢の人がお金を出してくれて航海に出る資金を集めることが簡単になりました。

大勢の人々は「少額のお金を失うリスク > 得れるリターン」と感じたからお金を出してくれた。

そこから、航海から帰ってきたら探検家はお金を出してくれた人に出してくれたお金と香辛料で稼いだ利益の一部を渡して、また航海に出るためにお金を出してくれる人を募集して航海に出てを繰り返していました。航海のたびにお金を出してくれる人を募集してまた利益と一緒に出してくれたお金を返してを繰り返すのが面倒になってきた探検家が所属していたオランダの東インド会社はお金を出してくれた人に証書(株式証書)を渡すことで航海から帰ってくるたびに出してくれたお金を返すことなく次の航海のためのお金として預かったまま利益だけを渡せばいい状態にしました。

ここから株式証書が生まれ株式会社が誕生しました。

株式会社が社会にもたらした影響

500年も前にできた株式会社の形が今も変わらず社会にあるかというと株式会社は社会にとってなくてはならない仕組みだからです。

それまでは個人で仕事をすることが当たり前だったんだけど個人でできることって限界があるんですよね。今でも商店街の八百屋と大型スーパーでは設備や商品には当然違いがありますよね。(個人の八百屋の方がいいところもたくさんありますけど。。。)

株式会社ができることで社会にいい循環ができるんです。ここからは社会にいい循環ができる理由を説明したいと思います。

1、資金集めが簡単になってお金を効率よく使うことができる

まず大きいのは資金を集めることが簡単になったことです。

航海に出るには船がいるけど船を作るのって誰が考えても大金がいりますよね。私ならどんなに有名で信頼できる探検家に船を買ってほしいと言われても「はいわかりました。」って簡単に返事しないですもん。

でも船を買いたいんで稼げた利益を分配するから1万円だけ出してもらえないですかって言われたら出しちゃうと思うんです。

1万円ならもし無くなってもあきらめれると思うんですよ。こうやって資金を集めるのが簡単になったら今までできなかったことができるようになるんです。

それと証書を渡しておけば毎回お金を返さないでいいから余った食料とか船をお金に戻さなくてもいいので効率よくお金を使うことができるのも重要なポイントです。

2、いい設備を作ることができる

資金が簡単に集まるようになると船もたくさん作るので船をつくるノウハウも出来上がってよりいい船を安く作ることができますよね。それと資金が集まれば船員の確保、食料の確保もしやすくなってより安全に航海ができますよね。

3、事業が成功しやすくなる

いい船ができると今までより安全に航海することができるから香辛料を持って帰ってこれる確率が上がりますよね。

4、社会にいいものが「多くそして安く」広まって生活が豊かになる

ここが重要なポイント。香辛料がたくさん持って帰ってこれるようになると東インド会社とお金を出した人だけが儲かるんじゃないんです。香辛料は珍しいものだったから高価だったんですよね。でもたくさんあると香辛料は貴重なものじゃ無くなるから値段はもちろん安くなります。

こうやって今まで貴重で手に入りにくかった香辛料も簡単に安く手に入るようになってお金を出していなくても東インド会社じゃなくても船員じゃなくても生活を豊かにしてもらってるんです。

マクドナルドのハンバーガーもあれだけ安く簡単に手に入っているのは大きなジャガイモ畑を作ったりしてハンバーガーを作る原価を下げて、多くの商品を運ぶことで流通のコストを下げているからです。

スマホがどこでもつながるのはDocomoやau、SOFTBANKが地域に1本1本アンテナを建てて基地局を作っているからです。こういう事業は資金が莫大にいるんで株式会社の形が無ければありえない設備です。

株式会社にお金を投じることは

こうして便利な社会が出来上がると今までの暮らしよりもより豊かな暮らしができるようになって時間もお金も余裕ができて新しい事業にお金を出すことができるようになるんで次のいい循環が生まれるようになります。

株式会社にお金を投じることは自分の利益だけではなく社会がより豊かになることに参加することなんです。

どうですか?社会の見え方が変わりませんでしたか?私はこういう考え方ができるようになって自信をもって株式投資することができました。

次の記事ではより株式投資を自信をもってできるように詳しく解説していくので楽しみにしてくださいね。

長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

from takuchan

コメント

PAGE TOP