どうも。前回までに投資信託を利用することで簡単に投資できることを記事にしてきました。
そこでは何の投資信託に投資するのがいいか具体的な商品について書かなかったんですけど今回はついに私が投資している商品について書いていきます。
パッシブな上場投資信託(ETF)で決まり
以前の記事で今までの長い歴史から見て投資パフォーマンスを考えると
売買手数料と信託報酬が少額で済むパッシブの上場投資信託(ETF)での投資が長期投資としては最善策なんじゃないかってことを書きました。
個別の会社を自分で選んで投資をするのはすごく楽しいし
生活している中で株式投資がすごく身近に感じるのでおすすめしたいんですけど
投資という点では一般人がするのはパッシブなETFが今の環境では間違いなく最善の投資です。
問題視されているのはみんながパッシブなETFが最善策だと知ってしまってそこに資金が集まり過ぎているんです。
資金が集まり過ぎるということはどこかに過剰に資金が集まるということなんで投資信託の主要な会社の株式が買われ過ぎるんですよね。
ここが問題視されていてこの先はもしかしたら新しい商品が注目されるかもしれませんけどね。
でも今はやっぱりパッシブなETFが一番簡単でパフォーマンスも高い実績があるんでまずはここから始めるのがいいです。
株価指数の選び方
パッシブなETFに投資すると決めたら次はどの株価指数に連動したETFに投資するかを決めなきゃならないですよね。
ここは正直好みとセンスが必要なのかと思います。
株価指数にも様々な種類があって究極に分散するなら世界中の株式に投資できる株価指数に投資するのもいいですし、どこかの国の主要な株価指数に投資するのもありです。
その他にも業界別(セクター別)にも株価指数があったりして自分が信じた業界に投資するってのもありですね。
私がおすすめするのは世界中の株式に投資できる株価指数かどこかの国の代表的な株式に投資できる株価指数です。
国の代表的な株価指数を選ぶ時の注意点
どこの国でもかまわないんですけど国に代表する株価指数を選ぶ時の注目してほしいことは
・その国のGDP成長
・通貨の信用性
・株式市場の整備・企業の特徴
ですね。
GDP成長
なぜGDPを見るかというと
GDPとは【一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額のことである。】
とされているように国内で生まれるサービスなんですよね。このGDPと株式市場は関係が深くてGDPが成長すると株式市場全体も成長するっていう特徴があるんです。
GDPが成長するためにはどれだけ多くのサービスを生めたかってことになるんですけど多くのサービスが生まれれば当然サービスを生んでいる会社も利益を得て成長しますよね。
だからGDPの成長は会社の成長でもあるんです。
通貨の信用性
インフレに関しては過去の記事でも書いたんですけど、通貨の信用性は大切な判断材料です。
いくら経済成長している国に投資しても国際的に通貨の信用性が無ければ日本円に対してどんどん価値が下がって結果的に日本円で換算するとリターンがなくなるんですよ。
ジンバブエという国がこの通貨の信用性について反面教師となっていて、
ハイパーインフレに陥った国で1年ほどでなんと5000億%のインフレになった国です。
簡単に換算すると、
1ジンバブエドルを1円でだったのが、その1年後には1ジンバブエドルは0.0000000002円になってしまうということです。
この例は極端な例ですが、投資する対象の国の通貨が信用できるかどうかは重要な項目なんです。
先進国ではほとんどの国の通貨は安定して取引できますが、新興国の場合、経済自体が大きくないため通貨はあまり信用できるものではありませんからね。
日本もそうだったんですけど、国が成長するにしたがって通貨が高くなっていくのは結構あるあるなんで注意しないといけませんね。
株式市場の整備・企業の特徴
国によって株式市場もいろいろあるんでその特徴も注意しないといけないですね。
日本も昔から上場企業であっても株主軽視だって言われてますよね。
一応、株式会社は株主のものであるってことになってるんですけど元々非上場の会社なんかは株主=経営者であることも多くてあいまいになっている人もいるんでしょうね。
上場するような会社ならそこには日本を代表する企業になるために資金調達して規模を拡大させて日本や世界の社会を豊かにする責務ってあるんですよね。
経営者はそのためにお金の使い道を考えるために会社にいるんであって経営者の生活を豊かにするために株主はお金を投資するんじゃないですからね。
他には新興国や一部の国ではまだまだ株式市場が整備されていなくて一般庶民が投資するにはリスクの高い株式市場なんかもあるんですよね。
私がS&P500ETFに投資した理由
さていろいろ書いてきましたけど、私が投資している株価指数はアメリカのS&P500です。
アメリカは先進国でもGDP成長率が高い
アメリカという国は珍しく先進国でもGDP成長率が高いです。
GDP成長率=人口×労働生産性
GDP成長率は上の式なんですけど、アメリカは人口がいまだに増え続けています。
これは先進国では珍しいことです。
労働生産性はいろんな技術とそれにかかわる人との掛け算で上がっていくんですけど一定のところまで上がるとそのあとはいくら人を増やしても上がり方が鈍くなるんですよね。
その中で一番効率のいい人員の配置をすることができるんです。
日本じゃ急に正社員をやめさせるなんてことできないですけど、アメリカの法律では必要のない人員はすぐにやめさせたりできちゃうんです。
あとは技術の進歩ですけどアメリカは今のIT企業を見ればわかりますけどアメリカ発の企業がたくさんあって起業してチャレンジしやすい整備がされてるんです。
教育なんかも関係してるのかもしれませんけどね。
通貨の信用性
なんといっても米ドルは今の世界の基軸通貨です。
世界は米ドルで回っているといっても過言じゃないです。日本の円もかなり信頼されてますけどね。
株式市場の整備・企業の特徴
これほどまでに株式市場が整備されている国はないんじゃないかというくらいです。
公平性は担保されていて、上場企業の決算報告なんかも世界中で同時に手に入れらますしね。
企業の特徴としては批判もあるけど株主至上主義なところじゃないですかね。
株式会社は株主のためにあるっていうのを体現しています。
株主の資金を使って経営者がお金の使い道を考えていかに社会を豊かにして、会社に利益をもたらすか、その株主へどれだけ還元できるかを追及しています。
こういう企業風土というのは無理やりやらせてもできるもんじゃないので社会全体の空気と教育からくるものですね。
社会全体が格差社会を受け入れていて自分のことは自分で守る、努力と勇気で誰でも成功するチャンスがあって成功者は巨万の富を手に入れることができる。
格差が広がってもビジネスを優先させて成功することが社会全体のためにもなるという思想が根強くあってアメリカ全体を成長させ続けることになってるんですね。
それに国民の多くが株式投資をしてるんで株主を大事にする企業はいい企業と評価されるのも大きな特徴ですね。
日本とか他の国でも株主ばかりに利益をもたらすのは悪みたいな教育ですもんね。
アメリカには他にもNYダウ等の指数があるんですけど指数の計算方法からS&P500への投資に決めました。
まとめ
みんなもいろんな株価指数に触れてみてその国の特徴とか指数の特徴なんかも見てみると人生にも役立ちますよ。
私も今はS&P500指数に投資してるけど他にいい指数があれば変えるかもしれませんし日々勉強ですね。
それでも今の国と企業の環境を見ているとアメリカの株式市場は揺るぎないもんじゃないかと確信してますけどね。
今回も最後までありがとうございました。
from takuchan
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