株式市場の過熱感を簡単に知れるバフェット指数

バフェット指数投資豆知識
バフェット指数を知る

今回は株式にいくら投資していいのか不安になるって人に向けた記事です。

アセットアロケーションで株式への投資をいくらにするか決めてる人は多いと思うんですけど、リバランスの時とかいざ投資額を決めようとした時に「ホントにいいのかな?」って不安に思うことないですか?

私はいつも株式を買うとき不安に思います。

あとは株式を持ってると評価益がどんどん多くなってきて「早く売りたい!」って思うこともあるんですよね。

資産運用していくのに一番大事なのは精神的に安定して投資に向かうことだとも言われています。

株式市場って突然乱高下したりして精神状態を安定させるのってなかなか難しいんですよね。

そんな時は感覚に頼るのではなくてやっぱり数値があった方が気持ちを安定させてくれますよね。

そこで参考にするのが私も大尊敬するウォーレン・バフェットも参考にしている数値です。

バフェット指数とは

バフェット氏は乱高下もある株式市場が過熱しているのか割安なのかを判断するのに

・その国の株式市場に上場している全ての企業の時価総額
・その国の名目GDP

を参考にしていると発言しています。

株式への投資は企業へお金を投資して得た利益から分配を受けるのが目的なんで景気が良くて企業の業績が良くなれば利益も期待できるから資金も企業へ集まるんですけど、景気が悪くなると企業の業績は悪くなって倒産のリスクも出てきて企業の資金は引き上げられますよね。

株式市場への資金の流入、流出はかなり激しいのが特徴なんですよ。

だから、自分の資産だけを見て投資するのって少しリスクがあるんですよね。

景気が良ければ当然、自分の資産も大きくなるだろうし逆に悪くなればボーナスが減ったりして資産が少なくなりますもんね。

株式市場に上場している全ての企業の時価総額

上場している全ての企業の時価総額がわかったら株式市場にどれだけの資金があるかがわかりますよね。

この資金を使って企業はそれぞれサービスを創って利益を得てるんですけど、資金はあればあるほどいいというものでもなく少な過ぎてもだめなんでなんともむずかしいところなんですね。

資金が集まり過ぎると上手く使いきれなくなったりして集まった資金から考えると思ったほど利益を出せなかったりしますし、

逆に少なすぎるとサービスを創るのに足りなくて社会に必要な分だけ創れず、利益が出にくいということもあるんです。

Wilshire5000 Total Market Index(ウィルシャー5000トータル・マーケット・インデックス)

アメリカの株式市場に上場している全ての企業の時価総額は指数として公表されています。

それが

Wilshire5000 Total Market Index

(ウィルシャー5000トータル・マーケット・インデックス)

です。

このWilshire5000は、米国に本社があり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、ニューヨーク・アメリカン、Nasdaqのに上場している株式を対象にウィルシャー・アソシエイツ社(Wilshire Associates)が時価総額を算出・公表している指数で、一般的に米国株式市場全体の時価総額を表すときに使われています。

この指標は毎日更新され、Googleで「Wilshire5000」と検索すれば表示されます。

名目GDP

名目GDPは、IMF(国債通貨基金)が毎年主要国のもの算出し公表しています。

名目GDPはその国でどれだけの付加価値を産み出したかを数値化したものです。

付加価値というと難しいんですけど簡単に言うと企業ががどれだけ利益を出せたかってことです。

細かい計算なんかもあるんですけど別に自分で計算しなくてもIMFがやってくれてるんでどんなもんかっていう理解で十分です。

気を付けなければいけないのは、GDPには「名目GDP」と「実質GDP」があることです。

「名目GDP」と「実質GDP」の違いは物価の上昇率が関係しています。

「名目GDP」は算出した付加価値の額そのもので、「実質GDP」は「名目GDP」から「物価上昇率(インフレ率)」を割ったものとされています。

実際の経済成長を判断するためには一般的には「実質GDP」を見て判断しますが、バフェット指数をみるときはこの物価上昇率は加味せず「名目GDP」で算出します。

バフェット指数の使い方

バフェット指数は

その国の株式市場に上場している全ての企業の時価総額 / その国の名目GDP

で計算されます。

この数値が 1 を超えると株式市場にお金が集まり過ぎていて過熱していると判断します。

それよりも下なら過熱していないということですね。

これは生み出せる付加価値は企業が努力して設備投資をしたり、イノベーションにより生産性を向上させても少しずつしか成長しません(名目GDPの成長)が、

資本は人々の気持ち次第でいきなりお金が集まることもあればお金が逃げることもあります(企業の時価総額)

その指標となるのがこのバフェット指数だと思います。

株式市場にお金が集まり過ぎているかどうかを判断するにあたって、このバフェット指数を活用してください。

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